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介護サービスを利用したら
介護保険では、利用者負担割合に応じて、サービス利用料の一部を負担します。
ただし、施設サービス(ショートステイを含む)を利用した場合、居住費、食費及び日常生活費
(理美容代、娯楽費など)は自己負担になります。
居住費、食費については、所得などに応じて一定の負担限度額が設けられています。
介護保険で利用できる額に上限があります
「要支援1・2」「要介護1~5」と認定された人には、次のとおりそれぞれ月々に利用できる金額に上限が設けられます。
限度額の範囲内でサービスを利用したときは、利用者負担割合に応じた割合です。
限度額を超えてサービスを利用したときは、超えた分が全額自己負担となります。
居宅サービスの利用限度額(月額)
居宅サービスを利用したときの利用限度額は、次の表のとおりです。
要介護度 | 訪問介護、通所介護など 訪問・通所・短期入所サービス |
---|---|
要支援1 | 50,320円 |
要支援2 | 105,310円 |
要介護1 | 167,650円 |
要介護2 | 197,050円 |
要介護3 | 270,480円 |
要介護4 | 309,380円 |
要介護5 | 362,170円 |
ただし、次の居宅サービスは、上記の限度額の対象ではありません。
施設サービス
要支援
「要支援1・2」の方は、施設サービスを利用できません。
要介護
「要介護1から5」の方が施設サービスを利用できます。ただし、介護老人福祉施設サービスは、原則として「要介護3以上」の方のみが利用できますが、「要介護1・2」の方でも特例として利用できる場合があります。
施設サービス利用時の自己負担
- 施設サービス利用時のサービス費用については、入所施設や居室(ユニット型・多床室など)の種類などによって異なりますので、施設等にお問い合わせください。
- 施設サービスを利用する場合、サービス費用以外に、居住費、食費及び日常生活費が別途自己負担となります。