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麻疹

3 すべての人に健康と福祉を
ページID:0002687 更新日:2023年2月28日更新 印刷ページ表示

沖縄県における麻しん(はしか)流行の終息宣言について

 沖縄県における麻疹(はしか)の流行は、平成30年6月11日に終息宣言が出されましたが、海外で感染した方が帰国後に発症するケースは引き続き全国で散発しておりますので、注意が必要です。

麻疹を疑う症状が現れた場合には

次の点に注意して速やかに医療機関を受診してください。
市民の皆様のご協力をお願いいたします。

  1. 受診する前に、必ず保健所へ連絡してください。(東松山保健所 0493-22-0280)
  2. 保健所の指示に従い、マスクを着用のうえ、医療機関を受診してください。
  3. 移動の際には、周囲の方に感染させないよう公共交通機関等の利用を避けてください。

予防接種で予防可能な感染症です

 海外からの入国者や渡航歴のある麻しん患者に接触することで、麻疹の流行が国内で散見されています。
 感染を防ぐためには、かかる前に麻しん・風しん混合ワクチンを接種して免疫をつけることが有効です。
 特に、国内の流行地や海外へ渡航する際は、感染源とならないように自分のワクチン接種歴を確認し、必要なワクチン接種をすることが大切であるとともに、麻疹の疑われる体調不良があった場合は、他の人へうつさないために、麻疹の疑いがあることを予め医療機関に伝えた上で受診して下さい。

感染経路

 麻疹ウィルスによっておこる病気です。空気感染、飛沫感染、接触感染によって、人から人へ感染します。
 その感染力はウィルスの中で最も強く、麻疹を発症している人と同じ部屋にいるだけで(空気)感染することがあります。

症状

 感染して10日から12日の症状のない期間があった後、高熱、咳、鼻水が数日間持続し、口に中に小さな(約1ミリ)白い発疹ができます。熱は一度下がりますが、再び上昇し、その後体中に赤い発疹ができます。別の病気にかからなければ、7日から10日後に回復します。
 また、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100パーセント発症し、肺炎や脳炎などの重い合併症をおこすこともあります。

治療

 特別な治療法はなく、症状を軽くするための治療がなされます。中耳炎や肺炎などの別の病気にかかってしまった場合には、抗生物質を投与する必要があります。

予防

 麻疹は、予防接種が有効です。予防効果を確実にするためには、2回の接種が必要です。
現在、1歳と就学前の1年間の年長児に対して、計2回の定期予防接種が行われています。
 これ以外にも、予防接種を受けたことがなく、麻疹にかかったことがない場合には、ワクチンを接種することをお勧めします。
 また、海外の麻疹の流行が見られる地域へ渡航する前には、母子健康手帳などで、予防接種履歴を確認してください。自分が麻疹にかかったか、予防接種を受けたかわからない方や抗体が十分にあるかわからない方は、渡航前に、早めに医師にご相談ください。

危険のある地域

世界中で感染する危険性があります。

関連情報

海外感染症発生情報(厚生労働省検疫所)<外部リンク>

埼玉県の麻しん流行情報(埼玉県)<外部リンク>

全国の麻疹発生状況(国立感染症研究所ホームページ)<外部リンク>

麻疹(はしか)に関するQ&A(厚生労働省)<外部リンク>