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風疹

3 すべての人に健康と福祉を
ページID:0002676 更新日:2023年2月28日更新 印刷ページ表示

風疹とは

 風疹ウイルスによって起こる急性の発疹性感染症で、流行は春先から初夏に多くみられ、感染者の飛まつ(唾液のしぶき)によってうつりますが、予防接種で防ぐことができます。
 従来は集団生活にはいる1歳から9歳ころに多く発生をみましたが、近年は多くが成人男性(30代から50代)が占めており、ワクチン接種の割合が低い年代となっています。
 妊娠初期の女性が風疹にかかると、胎児が風疹ウイルスに感染し、先天性風疹症候群をもった赤ちゃんが生まれる可能性があります。
 妊娠中の女性は予防接種が受けられないため、特に流行地域においては、抗体を持たない又は抗体価の低い妊婦は、風しんが発生している地域では、可能な限り不要不急の外出を避けていただき、やむを得ず外出をする際には可能な限り人混みを避けていただくなど、風しんにかからないように注意してください。
 また、妊婦の周りにいる人(妊婦の夫、子ども、その他の同居家族等)は、風しんに感染しないように予防に努めてください。

主な症状

発疹、発熱、リンパ節の腫れ

感染してから症状が出るまでの期間

2週間から3週間(平均16日から18日)

感染性がある期間

発疹の出る2日から3日前から発疹が出た後の5日くらいの間

先天性風疹症候群

 妊娠初期の12週までに風疹にかかると、胎児が風疹ウイルスに感染し、難聴、心疾患、白内障、そして精神や身体の発達の遅れ等の障害をもった赤ちゃんが生まれる可能性があります。これらの障害を先天性風疹症候群といいます。

風疹の予防接種

 妊婦さんを感染から守るためにも、特に次の1から4に宛てはまる方は、風しんの予防接種を受けるよう心がけましょう。

  1. 風疹の定期予防接種対象者(第1期、第2期)
  2. 妊婦さんの配偶者、子ども及びその他の同居家族
  3. 10代後半から40代の女性(特に、妊娠希望者又は妊娠する可能性の高い方)
  4. 産褥早期の女性
  • 過去に風疹にかかっていても、予防接種を受けることで免疫を更に強化できます。予防接種の記録が無い場合は、男女とも接種をお勧めします。
  • 予防接種を受けた後は、2か月間避妊するよう注意が必要です
  • 過去に風疹にかかったか、又は予防接種を受けたかが不明な場合は、医療機関で「抗体
    検査(血液検査)」を受けることにより、ワクチンの必要性を検討することができますので医師にご相談ください。

男性も予防接種は必要です

 平成23年度の感染症流行予測調査によると、30代から50代前半の男性の5人に1人、20代の男性は10人に1人が風疹の免疫をもっていませんでした。
 大人が風疹にかかると、子どもに比べて症状が重くなり、1週間以上仕事を休まなければならない場合もあります。
 また、妊娠中の女性が近くにいた場合、風疹をうつし、その赤ちゃんが先天性風疹症候群となって生まれる可能性があります。
 自分と家族、そして周りの人々を風疹とその合併症から守るためにも、これまで風疹の予防接種を受けたことが無い場合は、成人男性でも可能な限り早く接種を受けるようにしてください。

妊娠中の感染の予防

  • 成人女性が予防接種を受けることによって、妊娠中に風疹にかかることを予防し、また、妊婦などに風疹をうつすことを防げます。ただし、妊娠中は風疹の予防接種を受けることができません。
  • 妊娠中の方は人混みを避けましょう。
  • 咳エチケット、手洗いを励行しましょう。

無料で風疹抗体検査が受けられます

 埼玉県が委託した医療機関(病院、診療所)で無料の風疹抗体検査を受けることができます。
埼玉県ホームページからご覧いただけます。

埼玉県ホームページ

 風疹抗体検査(埼玉県ホームページ)<外部リンク>

お問い合わせ先

東松山市保健所 0493-22-0280

風疹予防接種費用の一部助成が受けられます

こちらからご覧ください。

風しん予防接種費用の一部助成

風疹に関連した外部リンク

風疹Q&A(国立感染症研究所)<外部リンク>

麻疹風疹流行情報(埼玉県ホームページ)<外部リンク>

風疹について(厚生労働省ホームページ)<外部リンク>