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雷電山古墳出土埴輪

ページID:0003775 更新日:2023年2月28日更新 印刷ページ表示

雷電山古墳出土埴輪

 大谷字長坂に所在する雷電山古墳は5世紀初頭、標高94mの尾根の上に築造された全長約86m、後円部径約73m、前方部幅39mの帆立貝形古墳です。昭和59年(1984年)に実施された発掘調査で多量の埴輪が見つかりました。これらの埴輪は、底部と口縁部が短く外反している点や普通の埴輪に見られる刷毛目がないなどの独自の特徴があります。そこから推定できる製作技法が土師器を作るときの技法に近いことから、土師器工人によって作られたものと考えられています。県内最古にして唯一の造形を持つ埴輪といえます。

雷電山古墳出土埴輪
雷電山古墳出土埴輪(左 円筒埴輪、右 朝顔形円筒埴輪)

所蔵

下野本528-1(東松山市埋蔵文化財センター)

指定年月日

平成16年(2004年)3月26日(東松山市指定文化財-考古資料)