新型コロナ後遺症について

症状が長引くことがあることを知っていますか？

　新型コロナウイルス感染症（COVID-19）にかかった後、ほとんどの方は時間の経過とともに症状が改善します。いまだ不明な点が多いですが、一部の方で長引く症状（罹患後症状、いわゆる後遺症）があることがわかってきました。
　症状が改善せず続く場合には、かかりつけ医等や地域の医療機関に相談しましょう。

新型コロナウイルス感染症の罹患後症状（いわゆる後遺症）とは

　​新型コロナウイルス感染症の罹患後症状（いわゆる後遺症）は、新型コロナウイルス感染症に罹患した後に、感染性は消失したにもかかわらず、他に原因が明らかでなく、罹患してすぐの時期から持続する症状、回復した後に新たに出現する症状、症状が消失した後に再び生じる症状の全般をさしています。
　世界保健機関（WHO)は、後遺症（post COVID-19 condition）について「新型コロナウイルスに罹患した人にみられ、少なくとも2か月以上持続し、また、他の疾患による症状として説明がつかないもの」と定義しています。

　詳しくは、厚生労働省ホームページ「新型コロナウイルス感染症の罹患後症状（いわゆる後遺症）に関するQ＆A」をご覧ください。

新型コロナ後遺症外来の受診について

　新型コロナ後遺症外来を受診する場合の流れについて、埼玉県ホームページでご案内しています。後遺症を疑う症状でお困りの場合は、チェックシートで受診するかを判断のうえ、まずは、かかりつけ医へ相談しましょう。かかりつけ医が受診できない場合には、新型コロナ後遺症外来検索リストで検索し受診してください。

詳しくは、埼玉県ホームページ「新型コロナ後遺症外来の受診について」をご覧ください。

新型コロナ後遺症外来診療医療機関リスト

　埼玉県では、新型コロナ後遺症外来を実施している医療機関を公表しています。
　なお、後遺症を疑う症状は多岐に渡るため、ご自身の症状が診療可能かについて、受診される前に医療機関へお問い合わせいただくことをお勧めいたします。