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骨髄バンクの登録

3 すべての人に健康と福祉を
ページID:0002680 更新日:2023年2月28日更新 印刷ページ表示

骨髄バンクの登録にご協力ください

 白血病や再生不良性貧血などの血液難病の方の有効な治療法として「骨髄移植」「末梢血幹細胞移植」があります。この骨髄等の移植を成功させるためには、患者さんと同じ白血球の型(HLA型)の人から骨髄液や造血幹細胞の提供を受けなければなりません。
 この型が一致する確率は、兄弟姉妹間では4分の1ですが、親子間ではまれにしか一致せず、非血縁者間では数百から数万分の1の確率でしか一致しません。
 日本では、毎年新たに6,000人以上の方が白血病などの重い血液疾患を発症しています。そのうち骨髄バンクを通じた移植を必要とする患者さんは、毎年少なくとも2,000人程度います。
 このようなことから、一人でも多くの移植を待ち望む患者さんにその機会が訪れるように、できるだけ多くの方に骨髄移植や骨髄バンクにご理解をいただき、ドナー登録をお願いします。

骨髄バンクとは

 骨髄バンク事業は国の主導のもと(公財)日本骨髄バンクが主体となり、日本赤十字社と都道府県の協力により、行われている公的事業です。
 白血病などの血液疾患の治療として、造血幹細胞移植が必要な方のために、ドナー(提供者)の善意で提供された健康な骨髄等の移植のコーディネート等を行う公的機関です。

骨髄・末梢血幹細胞移植の基礎知識

 骨髄・末梢血幹細胞移植が対象になる主な病気は、白血病、再生不良性貧血などの血液疾患や骨髄異形成症候群、悪性リンパ種、先天性免疫不全症、代謝異常などがあります。

骨髄採取

 骨髄は骨盤を形成する大きな腰の骨(腸骨といいます)から注射器で採取されます。手術室でうつ伏せになった状態で、骨盤の背中側、ウエストの位置より少し下の腸骨に、専用の針を左右数十カ所刺して吸引します。皮膚の採取跡は通常、左右数カ所です。採取する量は通常500ミリリットルから1,000ミリリットル(患者さんの体重に応じて採取量が決まります)で、所要時間は1時間から3時間です。

末梢血幹細胞採取

 末梢血(全身を流れる血液)には通常は造血幹細胞はほとんど存在しませんが、白血球を増やす薬(G-CSF)を注射すると、末梢血中にも流れ出します。採取前の3日から4日間、連日注射し造血幹細胞が増えたところで、血液成分を分離する機器を使い造血幹細胞を採取します。

よくある質問(日本骨髄バンクホームページ)<外部リンク>

骨髄バンクへの登録について

 国からの協力依頼を受けてが日本赤十字社「骨髄データセンター」としてドナー登録希望者の受付及びHLA型検査の実施、登録者のデータ管理を行っています。

ドナー登録出来る方

  • 骨髄・末梢血幹細胞の提供の内容を十分に理解している方
  • 年齢が18歳以上54歳以下で健康な方
  • 体重が男性45キログラム以上・女性40キログラム以上

骨髄バンクへの登録方法

  • 「チャンス・ドナー登録のしおり」をよくお読み頂き、内容をご理解した上で登録申請書にてお申込みください。(登録申請書は献血ルームにあります。)
  • ドナー登録には、約2ミリリットルの採血が必要です。

埼玉県の登録窓口

埼玉県の登録窓口は、埼玉県内にある日本赤十字社の8つの「献血ルーム」です。

こちらからご覧いただけます。

埼玉県内「献血ルーム」のご案内(埼玉県赤十字血液センター)<外部リンク>

ドナー登録をお考えの方へ(日本骨髄バンクホームページ)<外部リンク>

骨髄バンク・骨髄ドナーについての詳しい内容についてのお問合せは、こちらからお願いします。

お問い合わせ(日本骨髄バンクホームページ)<外部リンク>

骨髄バンクのコミュニティーサイト

 日本骨髄バンクが運営する情報サイト「ドナーズネット」は、実際に提供を経験されたドナーさんのインタビューをはじめ、移植を受けた患者さんの体験談、骨髄バンクを支援する方々の声など、骨髄バンクの情報をより分かりやすくお届けするコミュニティ-サイトです。

こちらからご覧ください

骨髄バンクスペシャルサイト<外部リンク>