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生後5か月から行う予防接種
BCG
対象者
生後1歳のお誕生の前日まで
接種回数
1回
(B型肝炎、ロタ、小児肺炎球菌、5種混合の初回接種を優先し、標準的には生後5か月から8か月で接種します。)
結核について
結核は、結核菌の空気感染によって発病します。国内の結核患者はかなり減少しましたが、まだ3万人近い患者が毎年発生しており、大人から子どもへ感染することも少なくありません。
また、結核に対する抵抗力(免疫)は、お母さんからもらうことができませんので、生まれたばかりの赤ちゃんもかかる心配があります。乳幼児は結核に対する抵抗力(免疫)が弱く、全身性の結核や、結核性髄膜炎になることもあり、重い後遺症を残す可能性があります。
BCGワクチン
牛型結核菌を弱毒化してつくったワクチンです。「管針」とよばれる専用の接種器具を用いるスタンプ方式で上腕の2か所に強く押し付けて接種します。軽い出血がみられるのが普通です。接種したところは、日陰で10分程度乾燥させ、乾燥した後に服を着せてください。
BCGは生ワクチンです。接種後はウイルスの干渉を防止するために27日以上の間隔をあけてから、次の(他の)ワクチンを接種してください。
BCG接種後の反応
通常接種後10日頃に、接種局所に赤くポツポツができ、接種後1か月から2か月までの頃に一部に小さいうみができることがあります。この反応は、接種後4週間ごろに最も強くなりますが、その後はかさぶたができて接種後3か月までにはなおり、小さな傷跡が残るだけになります。
これは異常な反応ではなく、BCG接種により抵抗力(免疫)がついた証拠です。自然になおりますので、包帯をしたり、バンソウコウをはったりしないで、そのまま清潔を保ってください。
副反応(このような場合は、医療機関に相談して下さい)
- 予防接種を受けた後、接種局所のひどいはれや接種後3か月を過ぎても、接種のあとがジクジクしているようなとき。
- 接種をした側のわきの下のリンパ節が大きく腫れたり(約1パーセントに出現すると言われています)、まれに化膿して自然に破れたりしたとき。
コッホ反応(このような場合は、医療機関に相談してください)
お子さまが結核にかかったことがある場合は、接種直後から10日以内に接種局所の発赤・腫脹及び接種局所の化膿等を来たし、通常2週間から4週間後に消失、瘢痕化し、治癒する一連の反応が起こることがあります。これをコッホ反応といいます。
接種直後から接種部位に強い反応がでた場合は、医療機関または健康推進課に相談してください。
【厚生労働省】HPVワクチンを含む予防接種、インフルエンザ、性感染症、その他感染症全般についての相談窓口
厚生労働省の「感染症・予防接種相談窓口」では、子宮頸がん予防(HPV)ワクチンを含む、予防接種、インフルエンザ、性感染症、その他感染症全般についての相談にお答えします。
(注意)行政に関するご意見・ご質問は受け付けておりません。
(注意)本相談窓口は、厚生労働省が業務委託している外部の民間会社により運営されています。
(注意)オペレーターへの暴言、性的発言、セクハラ等の入電はご遠慮ください。他の入電者様の対応に支障が生じております。
電話番号:0120-469-283
受付日時 午前9時から午後5時まで 土日祝日、年末年始を除く
感染症・予防接種相談窓口(厚生労働省)<外部リンク>
予防接種による健康被害救済に関する相談
東松山市健康推進課(保健センター)予防接種担当にご相談ください。
HPVワクチンを含むワクチン全体の健康被害救済制度については、「予防接種健康被害救済制度」のページをご覧ください。
『予防接種健康被害救済制度』(厚生労働省)<外部リンク>
関連リンク
結核とBCGワクチンに関するQ&A(厚生労働省)<外部リンク>
感染症情報(厚生労働省)<外部リンク>
『予防接種健康被害救済制度』(厚生労働省)<外部リンク>
疾病・障害認定審査会(厚生労働省)<外部リンク>