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短期集中型通所型サービス
国の調査では、要支援1または2の認定を受けた方のその主な原因として「関節疾患」・「高齢による衰弱」・「骨折、転倒」が多かったという結果が出ています。実際は、これらの疾患により活動性が低下したことで、体力・筋力が衰え、結果として要介護状態に陥ってしまっていると言えます。
そこで、要介護状態の原因となる「活動性の低下」を改善し、体力・筋力の低下を防ぐことを目的として、東松山市では平成28年4月から「短期集中型通所型サービス」を実施しています。
要介護度 | 第1位 | 第2位 | 第3位 |
---|---|---|---|
要支援全体 |
関節疾患 |
高齢による衰弱 | 骨折・転倒 |
要支援1 | 高齢による衰弱 | 関節疾患 | 骨折・転倒 |
要支援2 | 関節疾患 | 骨折・転倒 | 高齢による衰弱 |
出典:厚生労働省:「国民生活基礎調査(2022年)」
短期集中型通所型サービスとは
短期集中型通所型サービスでは、おおむね6か月を目安として、保健・医療の専門職による運動機能や口腔機能、栄養状態の改善に向けた短期集中的な機能回復プログラムを受けることができます。
事業の概要
提供されるプログラム
運動機能向上プログラム
介護予防トレーニングマシンによる筋力低下プログラムや、介護予防体操の指導
口腔機能改善プログラム
歯科衛生士による個別指導のほか、口腔体操や清掃方法、口腔機能の維持の必要性などの教育
栄養状態改善プログラム
管理栄養士による個別指導のほか、集団的な栄養教室や、簡単な調理実習等
事業の内容
サービスの特徴
- 1回のサービス提供時間 おおむね60分から120分
- 1クール 原則として、週1回の通いを最大24回(週)
初回、12回目、24回目に、理学療法士により事業参加の成果について個別評価を行います。
利用料
無料
なお、調理実習にかかる費用については実費負担です。
対象者
次のいずれかの要件に該当する方が対象です。利用を希望される方は、担当の地域包括支援センター又はケアマネジャーにご相談ください。
- 要支援1又は2の認定を受けている方
- 基本チェックリストに該当した方
こんな方にお勧めです
- 数年前から膝が痛く、歩くのに杖が手放せなくなった。前のように元気に歩けるようになりたい。
- 最近、外出することが少なくなって、体力が低下してきた。昔のような自信を取り戻して、地域のために頑張りたい。
なお、以下に該当する方は利用できません
- 対象者の要件に該当しない方。
- 要介護1から5の認定を受けている方。
- 持病等があり、サービスの利用により状態が悪化する恐れがある方。
詳しくは、ページ下部の問合せ先や、担当の地域包括支援センター、ケアマネージャーにご確認ください。
サービス事業者
事業所名 | 所在地 | 連絡先 |
---|---|---|
東松山市総合福祉エリア | 松山2183(住まいづくり体験館) | 22-5561 |