「福祉避難所の設置運営に関する変更協定書」を締結しました

「福祉避難所の設置運営に関する変更協定書」を締結

2023年8月10日（木曜日）に、市内9箇所の福祉避難所施設と「福祉避難所の設置運営に関する変更協定書」を締結しました。

写真上段　左から、わかばの丘、東松山特別支援学校、梨花、ふるさとの杜かみのもと、市民健康増進センター

写真下段　左から　東松山ホーム、総合福祉エリア、東松山市長　森田光一、年輪福祉ホーム、あんだんて

福祉避難所について

福祉避難所とは、高齢者や障害のある方など、避難生活において特別な配慮を必要とする方のために、バリアフリー化や多目的トイレなどが整備された避難所で、市内10か所の福祉施設と協定を締結しています。

福祉避難所は、要配慮者の方に対する安全な避難所運営のため、希望する全ての方が利用できるわけではありません。事前確認が必要ですので、詳細は社会福祉課にお問い合わせください。

なお、東松山市では、一般の指定避難所にも要配慮者用スペースを設けています。

協定の経緯

令和4年度に行った東松山市災害時要配慮者避難体制検討会議（埼玉県モデル事業）での検討結果を踏まえて、より実情に即した運営が可能になるよう「災害発生時における福祉避難所の設置運営に関する協定書」に変更を加えることとなりました。

協定の内容

今回の変更協定書の内容は次の3点です。

1. 直接避難の推進
   これまで福祉避難所は、指定避難所から「二次避難」するものとして想定していましたが、要援護者が自宅から「直接避難」することも可能になるよう、規定を見直しました。
2. 施設の実情に応じた開設判断
   施設及び職員の被災状況に応じて福祉避難所の開設の判断を行うよう、規定を見直しました。
3. 協力体制の明記
   市と施設とが相互に協力しながら福祉避難所の運営を行うよう、規定を加えました。