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阿弥陀一尊板石塔婆、阿弥陀三尊板石塔婆、仁治二年の板石塔婆

ページID:0003773 更新日:2023年2月28日更新 印刷ページ表示

阿弥陀一尊板石塔婆、阿弥陀三尊板石塔婆、仁治二年の板石塔婆

 正代の個人宅に安置されている板碑群です。「阿弥陀一尊板石塔婆」は寛喜元年(1229年)銘を刻む比企郡最古の板碑です。地上高105センチメートル、最大幅46センチメートルあり、板碑が造立されるようになった初期(初発期)の特徴的な形態を持っています。「阿弥陀三尊板石塔婆」は上部が欠損し、全長はわからないものの、残存高100センチメートル、最大幅42センチメートルほどが遺存しており、半浮彫りで阿弥陀三尊立像を刻む図像板碑です。「仁治二年の板石塔婆」は「阿弥陀一尊板石塔婆」の次に古い仁治二年(1241年)の銘を刻む板碑で、こちらは阿弥陀如来を表す種字(キリーク)を刻む種字板碑です。初発期の板碑が一群で残されている希少な文化財です。

板碑群の画像
板碑群

阿弥陀一尊板石塔婆の画像
阿弥陀一尊板石塔婆

阿弥陀一尊板石塔婆拓影の画像
阿弥陀一尊板石塔婆拓影

阿弥陀三尊板石塔婆の画像
阿弥陀三尊板石塔婆

阿弥陀三尊板石塔婆拓影の画像
阿弥陀三尊板石塔婆拓影

仁治二年の板石塔婆の画像
仁治二年の板石塔婆

仁治二年の板石塔婆拓影の画像
仁治二年の板石塔婆拓影

所在地

正代

指定年月日

昭和55年(1980年)1月10日(東松山市指定文化財-考古資料)