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虎御石

ページID:0003764 更新日:2023年2月28日更新 印刷ページ表示

虎御石

 青鳥城跡の二の郭の堀の一部と考えられている、ため池のほとりに所在する板碑です。地上高375センチメートル、最大幅72センチメートルと、比企・入間地方最大の板碑で、種字には胎蔵界大日如来(アーンク)を刻み、「真言不思議…」から始まる般若心経の一節を記し、その下に応安2年(1369年)銘が刻まれています。「虎御石」の呼称の由来は不明ですが、江戸時代に編纂された『新編武蔵国風土記稿』に、地元民が「とらごいし」と呼んでいるとの記述があることから、少なくとも江戸時代にはこの名で呼ばれていたことがわかります。

虎御石の画像
虎御石

虎御石拓影の画像
虎御石拓影

所在地

石橋1335

指定年月日

昭和49年(1974年)7月10日(東松山市指定文化財-考古資料)