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箭弓稲荷神社手水舎付手水鉢

ページID:0003760 更新日:2023年2月28日更新 印刷ページ表示

箭弓稲荷神社手水舎付手水鉢

箭弓稲荷神社手水舎付手水鉢は、箭弓稲荷神社の三の鳥居前にあります。手水舎は、桁行一間・梁間一間の四方転び構造で、屋根は切り妻造り桟瓦(さんがわら)葺きです。西南柱に「天保七年(1836年)建立」、北東柱に「瀧山検校」の彫り込みがあり、建立年代、願主とも明らかです。また、建造物の装飾を簡略しながらも、花鳥図の板絵20枚の格天井を装飾として採用しており、地域文化を考える資料となっています。手水鉢は、「文政九(1826年)丙戌年十月吉日」、「願主 江戸新橋惣十郎町 瀧山検校」の刻書があり、作製年代、願主とも明らかで、願主の居住地も明らかであることから、関東地方の箭弓神社の信仰圏を知ることができます。江戸時代後期の神社建築としてだけでなく、地域の歴史・文化を伝える資料です。

箭弓稲荷神社手水舎

所在地

箭弓町2-5-14(箭弓稲荷神社)

指定年月日

平成27年(2015年)3月26日(東松山市指定文化財-建造物)

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