ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 生涯学習部 > 生涯学習課 埋蔵文化財センター > 清見寺心字座板石塔婆

本文

清見寺心字座板石塔婆

ページID:0003753 更新日:2023年2月28日更新 印刷ページ表示

清見寺心字座板石塔婆

 上野本の清見寺にあるこの板碑は、建長元年(1249年)銘と胎蔵界大日如来の種字(ア)を刻む板碑です。通常板碑には仏そのものや大切にしている仏の教えを主尊として中央に刻みますが、その際には、主尊を「蓮座」と呼ばれる蓮の花の上に描くことがほとんどです。「心字座蓮座」はこの蓮座の一種で、漢字の「心」の字のような造形を持つことからこの名がついています。この造形を持つ板碑は市内に3基のほかは志村延命寺(東京都板橋区)に所在する建長4(1252)年銘の1基のみで、極めて例の少ない資料です。
清見寺心字座板石塔婆
清見寺心字座板石塔婆(中央)

清見寺心字座板石塔婆拓影の画像
清見寺心字座板石塔婆拓影

所在地

上野本1683(清見寺)

指定年月日

昭和49年(1974年)7月10日(東松山市指定文化財-考古資料)