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正法寺銅鐘

ページID:0003749 更新日:2023年2月28日更新 印刷ページ表示

正法寺銅鐘

この銅鐘は、坂東十番として知られる岩殿山正法寺の境内にあります。鐘は高さ32センチメートルの双竜頭、鐘身は高さ113センチメートル、下帯の厚さ7センチメートル、口径106センチメートルあり、全体的にどっしりとした感があります。撞座の文様は、複弁蓮華文中房を八葉木瓜形にし、周囲に花しべがあります。池の間は、4区5段5列、上、中、下帯には文様はありません。銘には元亨2年(1322年)とあり、鎌倉時代末期の様式を伝えています。また、天正18年(1590年)の松山城合戦の際に、岩殿山中を引きずり回し、つき鳴らしたため、表面に無数の傷が出来たと言い伝えられています。
正法寺の銅鐘の写真

所在地

岩殿1229(正法寺)

指定年月日

昭和52年(1977年)3月29日(埼玉県指定文化財-歴史資料)