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正法寺六面幢

ページID:0003748 更新日:2023年2月28日更新 印刷ページ表示

正法寺六面幢

正法寺六面幢は、正法寺観音堂の東南、谷を利用した沼の対岸山中の平場にあります。緑泥片岩(青石)の6板の板石塔婆を組み合わせて、六角柱をつくり、上に六角形の笠石をのせたものですが、1枚欠失しています。高さ107センチメートル、板石の大きさは横36・縦101センチメートル、笠石の直径は128センチメートルです。笠石の周縁には、飛雲、裏側には双竜・宝球、獅子、宝相華が極めて精巧に彫刻されています。板石にはそれぞれ銘文が刻まれています。これによると、天正10年(1582年)2月彼岸中日に、岩殿山の僧道照が開山栄俊、弟子俊誉、妙西、道慶、俊意らの菩提を供養するために建立されたものと思われます。
正法寺の六面幢の画像

所在地

岩殿1210

指定年月日

昭和5年(1930年)3月31日(埼玉県指定文化財-史跡)