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後本宿のフセギ行事

ページID:0003723 更新日:2023年2月28日更新 印刷ページ表示

後本宿のフセギ行事

 フセギは病気や災害などの悪いものが地区に入らないよう防ぐための民俗行事です。厄災除けの祈りを込めて作った藁のオブジェを地区の入口や辻などに取り付けて悪霊の侵入を防ぎます。
 フセギに表現される様々な部材はそれぞれ大きな意味を持ちます。大きなわらじはその地区に悪霊をも倒せるほどの大男がいることを表し、同時に足腰が衰えないよう祈願する意味もあります。サイコロは侵入者に対し、いろんな「目」で見ていることを表しています。男女の生殖器の表現は、立ち入りをけん制する意味のほか、子孫繁栄などの意味も併せ持っていたと考えられています。後本宿のフセギ行事は2月の第一日曜日に行われ、字の入口にあたる5か所の辻に設置します。桟俵(笠)とサイコロが特徴です。
後本宿のフセギ行事
フセギ

所在地

後本宿地内

指定年月日

平成18年(2006年)3月24日(東松山市指定文化財―無形民俗)