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埋蔵文化財包蔵地内での工事を行う際の手順を教えてください。
答え
工事予定地が埋蔵文化財包蔵地に該当する場合、主に次のような手順を踏むことになります。
- 教育委員会で埋蔵文化財所在確認調査(試掘調査)を実施。遺構(住居跡や墓壙など)が工事予定区域内に所在するのか、何センチくらいの深さで確認できるのかを調査します。
- 所在確認調査の結果をもとに、遺跡に影響が及ばないように工事計画の変更ができないか等を教育委員会と事業者で協議します。
- 工事計画の変更ができず、遺跡への影響が避けられない場合、記録保存のために、埋蔵文化財発掘調査を実施します。
- 発掘調査終了後、工事着手。調査結果について、整理作業を実施、埋蔵文化財調査報告書を刊行します。
これはあくまでも基本的な一例となりますので、埋蔵文化財センターにお問い合わせください。