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古凍古墳群内土壙出土鉄製壺鐙及び馬具

ページID:0003710 更新日:2023年2月28日更新 印刷ページ表示

古凍古墳群内土壙出土鉄製壺鐙及び馬具

古凍古墳群内土壙出土鉄製壺鐙及び馬具の画像1

6世紀末から7世紀初頭(古墳時代後期)の馬具で、鉄製壺鐙は県内初の出土例です。鐙とは馬具の一種で、鞍の両脇にさげて足を乗せるものです。輪鐙と壺鐙があり、壺鐙は足先の覆いをつけたものになります。これは、完全な形を留めた優品で、当時の金工技法・技術を知る上でも学術的価値の高いものです。これらの馬具は、古凍4号墳の周溝のすぐ外側に作られた土壙より出土しました。土壙は3基掘られており、それぞれに馬具が納められていました。馬の骨や歯は出土しませんでしたが、古凍4号墳の被葬者の持ち物であった馬とともに葬られた可能性もあります。

古凍古墳群内土壙出土鉄製壺鐙及び馬具の画像2

所在地

東松山市埋蔵文化財センター(下野本528-1)

指定年月日

平成14年(2002年)3月22日(埼玉県指定文化財―考古資料)