ノーベル物理学賞受賞梶田隆章先生東松山市名誉市民称号授与式記念講演会

ページID：0003420 更新日：2023年2月28日更新印刷ページ表示

平成28年1月13日（水曜日）、市民文化センターで2015年ノーベル物理学賞を受賞された東京大学宇宙線研究所所長梶田隆章先生への東松山市名誉市民称号授与式並びに記念講演会を行いました。
名誉市民称号授与式記念講演会写真1

東松山市名誉市民称号授与式・記念講演会「パンフレットと記念品」

名誉市民称号授与式・記念講演会に来場された方に「パンフレット」と記念の「缶バッチ」を配布しました。

写真ギャラリー「パンフレットと記念品」

名誉市民称号授与式記念講演会写真2
東松山市名誉市民称号授与式記念講演会パンフレット（表）

東松山市名誉市民称号授与式記念講演会パンフレット（裏）


来場者への記念品として配布した缶バッチ

東松山市名誉市民称号授与式・記念講演会「開演前」

事前に配布した入場整理券が15分でなくなり、当日は1,200人収容できる大ホールだけでなく、ホワイエや大会議室にもモニターを設置し、1,500人もの方が梶田隆章先生のノーベル物理学賞受賞を讃えるために来場されました。

写真ギャラリー「開演前」

名誉市民称号授与式記念講演会写真5
開場を待つ来場者の行列

開場時の様子

午後5時開場に対して午後1時から並ばれた先頭の方

恩師や同窓生との再会

東松山市名誉市民称号授与式・記念講演会の開演前に梶田隆章先生は、楽屋で野本小学校・南中学校・川越高校の恩師や同窓生と再会しました。

写真ギャラリー「恩師と同窓生との再会」

名誉市民称号授与式記念講演会写真8
楽屋で恩師や同窓生と再会した梶田先生

野本小学校・南中学校・川越高校時代の恩師や同窓生と談笑する梶田先生

【第1部】式典の部　祝賀演奏（南中学校吹奏楽部）

式典に先立ち、梶田先生の母校である南中学校吹奏楽部による祝賀演奏が披露されました。

写真ギャラリー「南中学校吹奏楽部による祝賀演奏」

名誉市民称号授与式記念講演会写真10
南中学校吹奏楽部による演奏

南中学校吹奏楽部による演奏

南中学校吹奏楽部による演奏

南中学校吹奏楽部による演奏を楽しむ梶田先生

南中学校吹奏楽部による演奏

南中学校吹奏楽部による演奏

動画ギャラリー「南中学校吹奏楽部による祝賀演奏」

曲目

祝典行進曲、ふるさと、木星、鉄腕アトム、南中学校校歌

南中学校校歌

風薫り　みどり燃え立つ
この広野　東松山
ここに我が　郷土がほこる
窓高き　近代校舎
おお南中　南中　南中学校

【第1部】式典の部（授与式・式辞・挨拶・祝辞）

【第1部】式典の部では森田市長から梶田隆章先生へ名誉市民への推挙状と名誉市民章を授与しました。

写真ギャラリー「式典の部（授与式・式辞・挨拶・祝辞）」

名誉市民称号授与式記念講演会写真16
式辞を述べる森田市長

推挙状と名誉市民章の授与

推挙状と名誉市民章の授与

推挙状と名誉市民章の授与

名誉市民章と大東文化大学書道研究所筆耕による推挙状

授与式を見守る梶田先生のご家族

報道機関からの撮影に応じる梶田先生と森田市長


梶田先生からのご挨拶

授与式を観覧する来場者

祝辞を述べる堀越議長

松山女子高校書道部によるお祝いの書

川越高校OB会代表者による花束贈呈

野本小学校・南中学校同級生代表者による花束贈呈

花束贈呈後に同級生の祝福を受ける梶田先生

南中学校恩師代表者による花束贈呈

動画ギャラリー「式典の部（授与式・式辞・挨拶・祝辞）」

【第2部】講演の部（記念講演会）

【第2部】講演の部では、名誉市民称号を授与された梶田隆章先生から「ニュートリノの小さな質量の発見」と題した記念講演会が行われました。
この講演では、物理学の基礎的な話から、ニュートリノ、重力波、宇宙エネルギーに関する内容のほか、「人生の転機と決断」「若い皆さんへのメッセージ」などのお話をしていただきました。

写真ギャラリー「講演の部（記念講演会）」

名誉市民称号授与式記念講演会写真31
講演を行う梶田先生

講演を行う梶田先生

講演を行う梶田先生

講演で使用した梶田先生のパソコン

講演を行う梶田先生

講演を行う梶田先生


講演を行う梶田先生


講演を行う梶田先生

講演を行う梶田先生

梶田先生の講演を聴く1,500人の来場者

梶田先生の講演を取材する報道機関

ホワイエで講演を聞く来場者

【第2部】講演の部（野本小学校児童の作文朗読・花束・アルバム贈呈）

梶田先生の母校である野本小学校の児童が「作文の朗読」「花束・アルバムの贈呈」を行いました。

写真アルバム「講演の部（野本小学校児童の作文朗読・花束・アルバム贈呈）」

名誉市民称号授与式記念講演会写真43

作文を朗読する野本小学校の児童

作文を朗読する野本小学校の児童

作文を朗読する野本小学校の児童

作文を朗読する野本小学校の児童

作文を朗読する野本小学校の児童

花束を贈呈する野本小学校の児童

梶田先生の似顔絵を表紙に描いたアルバムを贈呈する野本小学校の児童

梶田先生の似顔絵を表紙に描いたアルバムを贈呈する野本小学校の児童


梶田先生との記念撮影

発表された作文

　「ノーベル賞のニュースを聞いて」　野本小学校六年二組　柳下みのりさん

　「花と緑とウォーキングの街」それが私の住んでいる東松山市のニックネームです。特に都会でもなくいなかでもない街です。大きな台風が来たり、大雪が降ることもそんなにはなく、気候もおだやかな普通の街でした。そして、野本小学校も市内ではいなかにある普通の小学校でした。
　でも今はちがいます。ノーベル賞受賞者の生まれた街、そして通っていた小学校として全国から注目が集まりました。テレビの取材も何度も来ました。私も一秒くらい映り、友達もインタビューされました。市役所や私たちの学校もテレビで何度も見ることができました。ちょっとじまんしたくなるし、全国の人が見たんだと思うと、とてもうれしいです。
　最近届いた「市のおしらせ」を読んだら市長さんが笑顔で梶田さんとあく手している写真がのっていました。市長さんもきっとうれしいんだと思いました。多分東松山の人みんながじまんしたいしうれしいのだと思います。梶田さんのおかげでノーベル賞を受賞することがどんなにすごいことなのか分かりました。そして身近にも感じました。世界の人々に役立ち、生活を便利にしたり、想像もつかないようなことが起こるのかなと思うととても楽しみです。私にも何かできるのだろうか、何かしなくてはと思います。たくさんの本を読んでみよう、興味のあることを調べてみよう、もっと多くの人と話をしてみよう、そういう一つ一つの事がいつか「夢をかなえる」ということにつながっていくのかもしれないと思うとわくわくします。
　私にはまだまだ分からないことがたくさんあるけれど、今までの自分とはちょっと変わった気がします。六年生だった梶田さんも、私たちと同じ教室で将来のことを、夢を考えていたのかなと想像すると楽しいし、希望と勇気をもらうことができました。
　私は絵を描くことが大好きです。将来はイラストレーターになりたいと思っています。そしていつか多くの人を感動させるストーリーを描いたりみんなに愛されるキャラクターをデザインできたらうれしいです。
　梶田さんの研究をずっと応援しています。私も夢に向かってがんばっていきたいです。