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東松山市の下水道(概要)

ページID:0003620 更新日:2023年8月1日更新 印刷ページ表示

下水道のしくみ

 下水道は大きく分けて、下水道管・ポンプ場・浄化センターから成り立っています。

下水道管

 家庭のトイレ、台所、浴室などから出た汚水や、道路に降った雨水を管に集めて流しています。東松山市では合流式と分流式があり、合流式は汚水と雨水を同じ管に集めて浄化センターまで運ぶ方式で、分流式は汚水と雨水を別々の管で運ぶ方式のことです。分流式の場合、雨水は直接河川へ放流されます。

ポンプ場

 下水道管を流れる下水(汚水や雨水のこと)は、下水道管のこう配によって高いところから低いところへ自然に流れていきます。そこで管が深くなり過ぎないように下水を地表近くまで押し上げる施設がポンプ場です。押し上げられた下水は再び自然に流れていきます。

浄化センター

 下水道管を通ってきた下水をきれいにして川や海に放流するための施設です。東松山市には2か所あります。

市野川浄化センター

所在地 東松山市山崎町22-1
敷地面積 44,892平方メートル
供用開始 1977(昭和52)年5月1日
全体計画処理面積 1,400ヘクタール
全体計画処理人口 44,400人
全体計画処理能力 24,550立方メートル/日
処理方法 標準活性汚泥法

排除方式 分流式(一部合流式)
放流河川 市野川

高坂浄化センター

所在地 東松山市大字宮鼻372-1
敷地面積 28,796平方メートル

供用開始 1984(昭和59)年3月31日
全体計画処理面積 728ヘクタール
全体計画処理人口 16,600人
全体計画処理能力 9,700立方メートル/日
処理方法 標準活性汚泥法
排除方式 分流式
放流河川 九十九川

下水がきれいになるまで

 家庭や工場などから出された排水は、下水道管を通って集められ浄化センターへ送られます。更に、浄化センターでは、下記の施設を通してきれいな水に戻します。

下水がきれいになるまで

沈砂池

 土砂とごみを除き、ポンプで汲みあげて、最初沈殿池へ送ります。

最初沈殿池

 汚泥などの固形物を沈殿し、沈んだ汚泥はかき集められて、汚泥脱水機へ送られます。

エアレーションタンク

 汚水に微生物を多量に含んだ活性汚泥を加え、空気を吹き込んでかきまぜます。すると、汚水のよごれは微生物の栄養源となって取り除かれます。微生物と浮遊物の粒子が吸着して凝集し沈みやすい汚泥となります。

最終沈殿池

 沈みやすくなった汚泥は池の底に沈みます。きれいになった上澄水は塩素混和池へ送られます。沈んだ活性汚泥は大部分がエアレーションタンクへ戻り(返送汚泥)、再び下水を浄化するために使われ、残り(余剰汚泥)は汚泥濃縮機へ送られます。

塩素混和池

 最終沈殿池から送られてきた上澄水には、まだ大腸菌などのばい菌が含まれているので、この池で次亜塩素酸ナトリウムを注入して殺菌消毒してから川へ放流します。

汚泥濃縮機

 最終沈殿池の汚泥は、水分を多く含んでいるので、遠心濃縮機により水分を減らし濃い汚泥にします。

汚泥消化槽

 濃縮された汚泥は、このタンクでかくはんしながら35度の温度に保ち、30日程度密閉します。汚泥中の有機物は、嫌気性細菌により分解されてメタンガスを発生し、より安定したものになります。(高坂浄化センター)

汚泥脱水機

 汚泥に薬品(高分子凝集剤)を加え、脱水機で脱水して水分を少なくします。

新江川第一下水中継ポンプ場

所在地 東松山市大字上野本670
敷地面積 1,775平方メートル
処理区名 市野川処理区
排除方式 分流式
揚水能力 12,240立方メートル/日=8.5立方メートル/分(最大)
供用開始 1987(昭和62)年3月31日

市野川雨水ポンプ場

所在地 東松山市大字柏崎1849
敷地面積 3,330平方メートル
排水区名 中部第二排水区
排除方法 分流式
排水能力 11立方メートル/秒
集水面積 283ヘクタール
供用開始 1996(平成8)年3月31日

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