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老朽化した消火器の取扱い

ページID:0002174 更新日:2025年12月9日更新 印刷ページ表示

 腐食が進んだ消火器を使用すると破裂するおそれがあります。事故防止のため、下記の状況における老朽化した消火器の取扱いには、十分に注意してください。

老朽化した消火器の使用

 消火器は安全ピンをはずし、消火レバーを握ることで消火器内の圧力が上昇し、粉末薬剤が噴出されます。この時、消火器内部は非常に高圧な状態になるため、サビ、キズ、腐食等により本体の強度が低下している老朽化した消火器は破裂する可能性があります。

破裂する可能性のある消火器

  1. 製造後8年以上経過している。(消火器交換の目安は約8年です)
  2. キャップ(首の部分)や底部がさびついている。(事故の多くはさびによる腐食が原因です)
  3. 本体にへこみや変形がある。

消火器の設置に良くない場所

  1. 台所や湯沸室など湿気の多い場所(さびが発生しやすくなります)
  2. 直射日光のあたる場所(容器の酸化を進めます)
  3. 建物の外部(外に設置する場合は、専用ボックスに収納しましょう)
  4. 温度変化の大きい場所(腐食を早める場合があります)

消火器の廃棄

 消火器の処分は一般社団法人日本消火器工業会(消火器リサイクル推進センター)が行っています。
 詳細は消火器リサイクル推進センターホームページをご確認ください。
 ・リサイクルシール代、運送・保管費用が必要な場合があります。
 ・「エアゾール(スプレー)式消火具」や「外国メーカー製消火器」は対象外です。
 ・ホームセンターや防災機器取扱店などで、新しい消火器を購入する場合、不用になった消火器の引き取りサービスを行っているところもあります。

(株式会社)消火器リサイクル推進センターホームページ<外部リンク>