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ナガミヒナゲシ
外来生物ナガミヒナゲシにご注意ください
ナガミヒナゲシは、ヨーロッパ地中海沿岸を原産とする一年草で、4月から6月頃にポピーに似たオレンジ色の花を咲かせます。1株に100個程度の実をつけ、1つの実には1600粒程度の種が入っています。環境省が指定する「特定外来生物」や「生態系被害防止外来種」には該当しませんが、繁殖力が強いため、周囲に生息する植物に悪影響を及ぼす恐れがあります。
駆除の方法
・手がかぶれる恐れがありますので、直接触らないように気をつけてください。
・軍手やゴム手袋を着用し、根から引き抜き、「燃やすごみ」としてお出しください。
・株が多くて引き抜けない場合は、地上近くで刈り取ってください。
・果実が熟して上部にすきまができると種子が飛散します。熟す前に果実を刈り取ると、繁殖抑制に効果があります。
画像引用:農研機構農業環境変動研究センター「春に気をつける外来植物:ながみひなげし」農環研ニュース No. 90 2011.3