東松山市で家族で遊ぶならココ！「すごい」を体感できる南部モデルコース

世界一しあわせな動物といわれるクオッカを国内で唯一見られる動物園、1500万年前の化石発掘体験、県内最大級の大イチョウなど、東松山市の「すごい」がぎゅっと詰まった南部コース。物見山のツツジなど、季節限定のフォトジェニックな景色にも出会えますよ。

午前9時30分から 東松山農産物直売所いなほてらす│作りたてのパンとお弁当をテイクアウトで

​新鮮な野菜やお弁当がたくさんあって迷ってしまいそう

埼玉中央農業協同組合が経営する農産物直売所いなほてらすで、お昼ごはんを調達しましょう。明るく広々としたスペースには早朝に収穫されたばかりの野菜や果物がずらり。大根やブロッコリー、カリフラワーやキャベツなど全ての野菜に生産者が表示され、安全安心の商品ばかり。新鮮野菜や地元の卵を使ったお弁当や惣菜、地元のパン屋さんが焼き上げた調理パンも人気です。

高菜やワサビ、ゴマを使ったパンもお手頃価格で販売している。お好みの商品をテイクアウトして散策に出かけよう​

​昼食時は館内のフードコートで、たこ焼きや焼きそばなど作りたてのメニューもテイクアウトが可能

↓↓次のスポット「化石と自然の体験館」まで約3.6km（車で約10分）↓↓

午前11時から 東松山市化石と自然の体験館│世紀の大発見かも？化石の発掘体験を楽しもう

​動きやすい服装と軍手でスタート！ハンマーやタガネ、ふるいを使って化石を発掘

葛袋では約1,500万年前の地層から、かつて海だったことを証明するサメの歯など、たくさんの化石が見つかっています。化石と自然の体験館では、化石発掘体験に挑戦できるほか、これまでに発掘された化石や、古代の巨大ザメであるカルカロドン・メガロドンの復元顎の実物大パネルなどの展示を見ることができます。まずは化石や地層の説明を受け、その後は岩塊を割ったり、土をふるいにかけて根気よく化石を探しましょう。約50分の体験で約7割の人が化石を発掘できる！採取した化石は特に貴重なものを除き、持ち帰ることができますよ。

​土の中からサメの歯の化石などが見つかって夢中に

​体験は予約でいっぱいのときが多いので早めにネットや電話から予約しよう

↓↓次のスポット「埼玉県こども動物自然公園」まで約4.7km（車で約10分）↓↓

午後0時40分から 埼玉県こども動物自然公園│「世界一しあわせな動物」に会える国内唯一の場所

​園内のクオッカアイランドでは現在8頭が暮らしている

こちらの動物園では比企丘陵の起伏に富んだ地形を生かし、豊かな自然の中で約180種類の動物たちが暮らしています。2020（令和2）年、開園40周年を記念してクオッカが仲間入り！オーストラリアからやってきたクオッカは口元が笑っているように見えるため「世界一しあわせな動物」としてメディアやSNSでも話題沸騰中。オーストラリア以外で見られるのは埼玉県こども動物自然公園だけです。コアラやペンギン、キリン、カピバラも人気♪　園内にはピクニック広場があり、レジャーシートを広げてゆっくり過ごせます。

​ユーカリ交換が行われるタイミングには、起きているコアラが見られるかも

​4歳から小学生までの子どもはポニーや馬の乗馬体験ができる。動物とふれあえる「なかよしコーナー」や「乳牛コーナー」もある

↓↓次のスポット「岩殿観音正法寺」まで約1.8km（車で約5分）↓↓

午後4時30分から 岩殿観音正法寺│鎌倉殿の13人でも紹介された歴史ある寺院

​周囲11メートルという埼玉県最大級の大イチョウ。11月下旬が紅葉の見ごろでライトアップも行われる

718（養老2）年に沙門逸海（しゃもんいっかい）が岩殿山の岩窟に観音像を安置し、傍らに正法庵（しょうぼうあん）と号した草庵を結んだのが始まり。鎌倉時代には源頼朝（みなもとのよりとも）の庇護のもと、頼朝の妻政子（まさこ）の守り本尊として比企能員（ひきよしかず）が復興し、1200（正治2）年には北条政子が堂宇（どうう）を建立したと伝えられています。境内には1879（明治12）年に移築された観音堂や薬師堂、阿弥陀如来（あみだにょらい）を祭る本堂、1702（元禄15）年に作られた茅葺き屋根の鐘楼などが見られます。

​岩殿観音の中心である観音堂には、千手観音が祭られている

​境内を囲む岩崖には石仏が安置されていて、百観音と四国八十八ヶ所を参拝したのと同じご利益が得られると言われている

まだある！南部の観光スポットはこちら

くらかけ清流の郷│バーベキューも川遊びも、1日中楽しめる公園

​都幾川（ときがわ）の自然を満喫できる河原エリアは家族連れに人気のスポット

こちらのスポットは埼玉県と共同で実施した「川のまるごと再生プロジェクト」によって飛び石や遊歩道が整備され、水辺でバーベキューを楽しむことができます。事前予約でバーベキュー用具セットや食材も注文できるので手ぶらで訪れても大丈夫。

（くらかけ清流の郷は都幾川復旧改良事業により、2024年3月末まで休業予定）

高坂彫刻プロムナード（高田博厚彫刻群）│散歩しながらアートにふれる

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彫刻の台座には作者の著作から抜粋された短文が添えられている

高坂駅西口から約1キロメートル続く野外彫刻ギャラリー。沿道には元東松山市教育長の田口弘と親交があった彫刻家・高田博厚（たかたひろあつ）の作品32体が並んでいます。1990（明治33）年、石川県に生まれた高田博厚は18歳で上京し、高村光太郎に出会ったことを機に彫刻の道に進みました。30歳でフランスに渡り、ヨーロッパの知識人と交流しながら創作活動を続け、第二次世界大戦中もフランスに留まりました。1980（昭和55）年に東松山市で彫刻展と講演を開催したことが縁となり、高坂彫刻プロムナードが誕生しました。

埼玉ピースミュージアム（埼玉県平和資料館）│平和への想いを未来につなぐ

​約40メートルの展望塔があり、展望室からは関東平野を一望できる

風化しつつある戦争の体験を次世代に引き継ぎ、戦争の悲惨さと平和の尊さを伝える資料館です。常設展示室では昭和初期から終戦までの県民と戦争との関わりを写真やパネルで展示するほか、戦時中のある1日を擬似体験できるコーナーもあります。また、戦時中の体験を聞く会、映画会などを開催しています。

物見山公園│大地を覆う色とりどりのツツジ

​ゆるやかな丘陵地一面にツツジが咲き誇る花の名所

標高135メートルの小高い山で、古くから比企丘陵を代表する展望の地として知られています。毎年4月には約4万本のツツジが花開き、山肌を覆う白やピンクのツツジを眺めながら散策を楽しめます。秋には、園内を流れるせせらぎ周辺でイロハモミジやオオモミジの紅葉を楽しむこともできます。

市民の森│野鳥の声を聞きながら林間ハイキング

​木々の間に散策路が整備され、適度な起伏で歩きやすい

武蔵野の雑木林が広がる自然豊かな公園です。園内には舗装された園路や自然散策路、見晴らし台、四阿（あずまや）、バイオトイレが整備されています。また、テーダマツやアカマツ林、コナラの森が広がり、木々を行き交う野鳥の姿も見られます。おだやかな起伏がハイキングに最適で、幅広い年齢層におすすめしたい穴場のネイチャースポットです。

鳴かずの池│坂上田村麻呂の伝説が残る

​木々や季節の草花に囲まれて里山らしい景色が広がる

周囲の里山の風景に溶け込むように、おだやかに水をたたえる池。昔、坂上田村麻呂が岩殿山に住む悪竜を退治し、首を埋めたところにこの弁天沼ができたといわれ、カエルが住み着かないところから「鳴かずの池」と呼ばれたと伝えられています。沼の中央にはお堂があり、朱塗りの橋とともに風情ある景色を見せてくれます。

※掲載の内容は2023（令和5）年2月取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、おでかけの際は事前にご確認ください。

※料金は全て取材時点の料金です。