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下唐子の獅子舞更新日:2021年5月1日

下唐子の獅子舞

諏訪神社の例祭である夏祭り(お諏訪さま)と白髭大明神の祭典である秋祭り(おくんち)に奉納されています。この獅子舞は、武田信玄の家臣・馬場美濃守信春の子孫が、今から350年ほど前に長寿の神様である白髭大明神を祀り、獅子舞を奉納したのが始まりと言われています。創建時、白髭大明神は字坂東にあり、獅子舞もそこで舞われていました。この地がたびたび都幾川の氾濫に見舞われたため、天和2年(1862年)に現在の地に移されました。諏訪神社は、元は字法養寺にあり、獅子舞はそこで舞われていたそうです。明治44年(1911年)に白髭大明神は、諏訪神社のほか、伊奈利神社、粟島神社、稲荷神社、八幡神社を合祀し、村名をとって唐子神社と名を改めました。古くは馬場本家を獅子宿としていましたが、唐子神社に社名を改めた頃より宮司である渡辺家で支度を整え(獅子舞用具一式は宮番が馬場本家まで取りに行った。)、唐子神社まで街道下りを行いました。現在は社務所を宿とし、神社まで街道下りを行います。獅子舞用具一式は現在御神庫に保管されています。獅子頭は明治時代の中頃に現在のものに作り変えたと言われており、隠居獅子も御神庫に保存されています。

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獅子舞唄

[宿庭の唄]

 宮本様は 今を盛りと打ち見れば 桜色した稚児が立ち揃う

[社の庭唄]

 参り来て この御宮を眺むれば 飛騨の匠がたてたかや くさび一つで四方固むる

 庭雀 七重の枝垣飛び越えて にぎよにぎよと御尋ねなさる

 奥山の 岩に雌獅子が巣をかけて 岩を崩して雄獅子たずねる

[7月27日と雨乞いの時の唄]

 千早振る 神の甍に苔生えて これも久しく氏子なるらん

奉納日

7月27日、10月19日にそれぞれ近い日曜日

奉納場所

唐子神社(下唐子1008)

指定年月日

昭和49年(1974年)7月10日(東松山市指定文化財―無形民俗)

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