日頃の備えとして、次の物を用意しましょう。
三角布、包帯、ガーゼ、ハサミ、常備薬、消毒薬、整腸剤、キズ薬など
ラジオ、懐中電灯、マッチ、ライター、タオル、手拭い、洗面用具、下着類、靴下、スリッパ(上履き)、軍手、雨具、ロープやひも、古新聞など
(注意)避難場所は、あらかじめ家族で話し合っておきましょう。
阪神・淡路大震災では、被災地域の約半数の住民が避難行動を起こしましたが、どこに避難したらよいのか分からないという人もいました。
災害時に慌てないように、誰が何を持ち出し、乳幼児や高齢者を誰が避難させるか。また、火の元の確認を誰が行うか、あらかじめ役割分担を決めておきましょう。
市で指定する一時避難場所・避難所までの経路を確認しておきましょう。通行が遮断される可能性があるので複数の経路を考えておきましょう。
電話や携帯電話がつながりにくくなった場合の連絡手段として災害用伝言ダイヤルが利用できます。
(注意)災害用伝言ダイヤルは、地震などの災害の発生により、電話が繋がりにくい状況になった場合に提供が開始されます。災害害用伝言ダイヤルの詳細は、NTT東日本のホームページでご確認ください。
「録音」171+1+市外局番+自宅の電話番号
「再生」171+2+市外局番+自宅の電話番号
NTT東日本災害用伝言ダイヤル(災害への取り組み)(外部リンク・別ウィンドウが開きます)
阪神・淡路大震災では、神戸という大都市において直下型地震が発生し、6,000人以上の方が亡くなられました。そして、その阪神・淡路大震災で亡くなった方の8割以上が住宅や建築物の倒壊による圧死、窒息死でした。地震による被害を最小限に留めるためには、住宅を地震に強くすることが最も重要です。
地震災害から命を守るためには、まず自分の家にどの程度の耐震性があるのか知ることが大切です。特に、新しい耐震基準(壁を厚くするなど)が定められた昭和56年(1981年)より前に建てられた木造住宅は、要注意です。耐震診断を受け、必要に応じて改修を行いましょう。
なお、耐震補強実験映像を独立行政法人防災科学研究所のホームページより視聴することができます。
また、耐震性に優れた住宅であっても、家具等の転倒の恐れがあっては安全な住宅とはいえません。家具やテレビ等の転倒防止、棚等からの落下防止策も重要になります。また、ガラス戸にはガラス飛散防止フィルムが有効です。
国立研究開発法人防災科学技術研究所ホームページ(外部リンク・別ウィンドウが開きます)