人・農地プランとは、高齢化等による離農や耕作放棄地の増加など、5から10年先に地域が抱える人と農地の問題を解決するために作成する、いわゆる地域の「未来の設計図」です。
特定の地域(エリア)で、中心的に農業を担っていく経営体や近い将来の農地の出し手の状況等をもとに、地域で話し合いを行い、農地の集約化に関する将来方針を作成するものです。
東松山市では、これまで新規就農者が現れた地域において、人・農地プランの策定を進めており、従来からアンケートや地域での話し合いを行った上でプランを作成してまいりました。
しかし、全国的には、多くの自治体が1市町村1プランとし、国庫補助事業を利用する担い手のみが、農業の中心経営体に位置づけられていたり、アンケート調査や地域の話し合いが行われていなかったりと、形だけの人・農地プランが作成されてきました。
そこで今般、国が人・農地プランを「実質化」させるために、厳格なプロセスを経て、プランを策定すること求めています。
東松山市内では、今まで17地区でプランが作成されてきました。そのうち、国が示した基準に基づき、実質化の要件を満たしたと判断できる人・農地プランは12地区で、以下のとおりです。
すでに実質化している人・農地プラン一覧 (PDF:57.6KB)
今後も「人・農地プランの実質化に向けた工程表(随時変更することがあります)」に基づき、人・農地プランの実質化に取り組むとともに、新規就農者の就農予定地区や規模拡大意向のある経営体が耕作する地区で、随時作成を進めてまいります。
PDFファイルを閲覧するには「Adobe Reader(Acrobat Reader)」が必要です。お持ちでない方は、左記のボタンをクリックして、ソフトウェアをダウンロードし、インストールしてください。