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東松山の特産品「梨」・梨のルーツ

【平成23年8月10日更新】


スリーデーマーチ写真

 東松山の代表的な果物といえば、「梨」。県内で11番目(337t)の収穫量があります(平成18年)。市内には梨狩りのできる観光農園が約20か所ほどあり、9月上旬から10月下旬ごろには大勢の観光客で賑わいます。またスリーデーマーチなどでもウォーカーたちの喉を潤し活躍しています。

 梨は、中国の西部・南西部が発祥の地と言われており、日本で栽培される果物の中でも歴史が古く、弥生時代にはすでに食べられていたようです。また日本書紀にも栽培の記述が残っていて、私たち日本人にとっても古くから馴染みの深い果物であることがうかがえます。


全国都道府県別収穫量(平成20年度)                  農林水産省統計データ
都道府県
果樹面積(ha)
収穫量(t)
出荷量(t)
都道府県
果樹面積(ha)
収穫量(t)
出荷量(t)
全国
14,200
317,900
292,700
 
 
 
 
1
千葉
1,620
40,200
38,200
2
茨城
1,390
32,400
30,800
3
福島
1,110
25,600
23,700
4
鳥取
1,090
22,300
20,400
5
長野
903
17,800
15,600
6
栃木
858
23,300
21,600
7
熊本
585
12,000
11,000
8
新潟
527
15,800
14,500
9
埼玉
522
12,800
11,700
10
福岡
486
12,000
11,200

埼玉県市町村別収穫量(平成18年度)                農林水産関係市町村別データ
市町村
果樹面積(ha)
収穫量(t)
出荷量(t)
市町村
果樹面積(ha)
収穫量(t)
出荷量(t)
1
白岡町
75
1,680
1,560
2
菖蒲町
66
1,600
1,480
3
蓮田市
62
1,320
1,220
4
神川町
56
1,240
1,120
5
騎西町
40
863
771
6
久喜市
31
674
591
7
上里町
32
651
587
8
鴻巣市
30
562
506
9
桶川市
28
548
508
10
伊奈町
29
513
470
11
東松山市
17
337
319
12
さいたま市
19
296
253


梨写真

 東松山を代表する梨の産地「東平」地区で梨づくりが広まったのは明治10年ごろ。この地区に住んでいた南増五郎さんが、現在の群馬県太田市にある呑竜様(大光院)に禁酒の願掛けをしようと目指して歩いていました。途中、熊谷市肥塚地区の梨の剪定作業を見て栽培に興味を抱き、東松山で育てようと考えたことがきっかけと言われています。当時、群馬県の「大島梨」という梨が全国的に有名だったので、前橋市の大島地区で栽培方法を学び、その後、東松山に戻ると、「赤竜」、「泰平」「赤穂」という種類の苗を自分の畑に植え、栽培を試みました。栽培方法が未熟だったので、10年間ほどは収入もほとんどなく試行錯誤の連続でしたが、徐々に栽培方法を会得していき、明治40年ごろになると東平の梨は評判が高まりました。当時は、松山市場だけでなく、忍(現行田市)、鴻巣、小川、川越市場へと出荷していたようです。


担 当  農政課(電話0493-21-1400) 商工観光課(電話0493-21-1427)