単身や夫婦のみの高齢者世帯や認知症の高齢者が増加する中、高齢者をはじめとするすべての人が地域とのつながりや生きがいを持ちながら暮らしていくため、多様な生活支援や介護予防、社会参加の必要性が増しています。これらの状況を踏まえ、平成27年度の介護保険制度改正により、「生活支援体制整備事業」が創設されました。
これは、高齢者が住み慣れた地域で、いつまでも自分らしい暮らしを続けることができるよう、地域内で助け合う仕組みである「地域包括ケアシステム」の中で、生活支援や介護予防に関する体制を整備し、住民の皆さんが主体となって取り組む地域での支え合い・助け合い活動を進める事業です。
市では平成28年度にたすけあい推進協議会(第1層協議体)を立ち上げました。また、全市的なフォーラムや地域勉強会の開催を経て、平成31年3月に第2層協議体を立ち上げました。それぞれ定期的に協議体を開催し、高齢者の困りごとを解決する取組について協議しています。
市内全域を対象に、高齢者の困りごとの解決に向け、協議する場です。民生児童委員連絡協議会・自治会連合会・シニアクラブ連合会・シルバー人材センター・地域包括支援センター・社会福祉法人等の関係者で構成されています。
市内7地区(松山・大岡・唐子・高坂・野本・高坂丘陵・平野)に設置された、高齢者の困りごとを解決する取組を協議する場です。民生委員、自治会、シニアクラブ、サロンなど地域で活動されている方を中心に構成されているチームです。
各地区の協議体は次のとおりです。
地区 | 愛称 |
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松山地区 | あったか松山たすけあい隊 |
大岡地区 | 大岡シニアサポート協議体 |
唐子地区 | ひと声かけ隊 |
高坂地区 | 「元気」で活き隊たかさか! |
野本地区 | たすけあいのもと |
高坂丘陵地区 | 丘陵ささえ愛 |
平野地区 | 「結」を広げ隊ひらのん |
生活支援コーディネーターは、地域での支え合いを推進する役割を担います。東松山市では東松山市社会福祉協議会に委託しています。生活支援コーディネーターの業務は主に次のとおりです。
平成27年度 |
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平成28年度 |
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平成29年度 |
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平成30年度 |
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令和元年度 |
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令和2年度 |
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令和3年度 |
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