近年、多発する集中豪雨や農地等の宅地化に伴い、降った雨が地中に浸透せず、降雨時に一度にたくさんの雨水が、側溝や河川へ流れ込むことで、さまざまな被害・災害を引き起こしています。
そこで、「雨水の利用の推進に関する法律」(平成26年法律17号)が、平成26年5月1日に施行されました。この法律は、雨水の利用を促進することで、水資源の有効な利用を図り、あわせて下水道、河川等への雨水の集中的な流出抑制に寄与することを目的に制定されました。その雨水の利活用に関する取組のひとつとして、雨水を一時的に貯留するための施設の設置が挙げられています。
つきましては、節水や災害時の備えとして、更には雨水の流出抑制の一環として、ご家庭や会社等での雨水の一時貯留及び利活用についてご検討願います。
出典:流域治水パンフレット(荒川水系(埼玉ブロック)流域治水協議会)
環境省ホームページ:浄化槽サイト(単独処理浄化槽の有効活用事例)
国土交通省ホームページ:雨水の利用の推進に関する法律について