クビアカツヤカミキリについて更新日:2022年5月6日
クビアカツヤカミキリについて
クビアカツヤカミキリ(Aromia bungii)
平成25年に埼玉県内で確認され、市内においても令和3年8月に生息が確認されました。
クビアカツヤカミキリは、人体に害はありませんが、サクラ、モモ、ウメ等のバラ科の樹木に卵を産み付け、幼虫が樹木の生木(辺材や心材)を摂食し成長する中で、その樹木を弱らせ枯死させることもある、特定外来生物に指定された昆虫です。
特徴
- 体長2~4センチメートル
- 全体に黒く光沢がある
- クビ(胸部)が赤い
- 幼虫は樹木内部で2~3年かけて成長
- 6~8月に成虫が出現
幼虫の寄生が報告されている樹木の特徴
- サクラ、モモ、ウメ、セイヨウスモモ、カキ、オリーブ、ハコヤナギ、ザクロ、コナラ、ヤナギなど
クビアカツヤカミキリが侵入した樹木の特徴
- 樹幹に穴(食入孔や脱出口、直径4センチメートル程度)がある。
- 穴の下(木の根元、幹の間、葉の上など)にフラス(木くずとフンが混ざったもの)が溜まっている。
- 開花時期に花が少ない。
- 古木や大木に寄生しやすい。
クビアカツヤカミキリを発見したら
成虫を発見したら、市販の殺虫剤を用いるほか、熱湯をかける、靴で踏みつぶす等の物理的な方法などで駆除していただくようにお願いします。なお、特定外来生物に指定されているため、持ち運ぶ、飼う、別の場所に放すなどは法律により禁止されています。
成虫やフラス(木くずとフンが混ざったもの)を発見したら、下記までお知らせください。
- 埼玉県環境科学国際センター:0480-73-8370
- 埼玉県みどり自然課:048-830-3143
- 東松山環境管理事務所:0493-23-4050
クビアカツヤカミキリの詳細について
クビアカツヤカミキリに関する詳細については、埼玉県環境科学国際センターのホームページをご覧ください。
埼玉県環境科学国際センター(「クビアカツヤカミキリ」に関する情報)
埼玉県(「クビアカツヤカミキリ」について)

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