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ノロウイルスによる感染性胃腸炎にご注意を!

【平成24年4月2日更新】

はじめに

 ノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生が起きています

 〇ノロウイルスは冬に広まりやすい

 感染性胃腸炎の原因には細菌、ウイルス、寄生虫などの病原体がありますが、ウイルス性の代表的なものとして、ノロウイルスによるものがあります。
 このノロウイルスによる感染性胃腸炎は集団発生することがあり、とくに高齢者の介護施設などでは注意が必要です。
 ノロウイルスは冬季に多く発生する食中毒の原因として知られていますが、食中毒の患者の糞便やおう吐物には大量のノロウイルスが含まれており、糞便などを介して感染が広まったり、さらに人から人に感染することもあります。

 〇高齢者や幼児は特に注意が必要

 ノロウイルスなどの感染性胃腸炎は抵抗力の低い高齢者や幼児が感染すると重症化するため、特に高齢者施設では万全の対策を図っていく必要があります。


ノロウイルスとは

 ノロウイルスは、直径が25〜35nm(1nmは1mmの100万分の1)という電子顕微鏡でしか見えないごく小さい球形のウイルスです。
 ノロウイルスは以前から存在していたと考えられますが、ウイルスの性質が明らかになったのは近年であり、平成9年度より新たに食中毒の原因物質に加えられるようになりました。


感染経路

 ノロウイルスは食品内で増殖せず、人の腸内で増殖します。このため、人の糞便などに含まれたウイルスが川や海に流れ出て、カキなどの2枚貝の中に蓄積し、それらの食品を生あるいは十分に加熱調理しないで食べた場合に感染すると考えられています。また感染者・患者の便やおう吐物の中のごく僅かなウイルスでも、汚染された人の手や水などを介して感染が起こります。


症状

 ノロウイルスによる感染の主症状は急性の胃腸炎です。通常は食べてから1〜2日後に激しい吐き気やおう吐、腹痛、下痢(水様便)、発熱が生じますが、他に頭痛、上気道炎など、風邪に似た症状が主な場合もあります。後遺症はありませんが、ひどい下痢が続いた場合脱水症状になることもあり、入院・点滴などの処置が必要になります。  これらの症状は1〜3日で収まりますが、便には2週間ほどウイルスが含まれますので、感染者は手洗いや入浴の際に十分な洗浄が必要です。


予防するための注意

 ノロウイルスは、十分加熱すれば滅菌することができます。また、汚染された水や調理器具を介したり、感染者を介したりしてうつりますので、手洗いやうがい、調理器具の洗浄などに日頃から気をつけることが大切です。

1.手指や調理器具は、十分に洗浄消毒しましょう。

 トイレの後、赤ちゃんのおむつ交換の後、調理の前などは、必ず手をしっかり洗浄する。
 まな板、包丁、ふきんなどを使用した後は、洗剤でよく洗い流水で洗い流す。包丁は柄の部分までしっかり洗う。さらに熱湯をかけるなど十分に消毒する。

2.体調を崩しているときは、調理に従事しない。

 人から人への感染を避けるため、調理する際にはマスクや使い捨ての手袋の使用が望ましい。

3.二枚貝などの生食はできるだけ避ける。

 中心部まで火が通るよう十分に加熱する(85℃ 1分以上。 ただし、貝の大きさにより必要な加熱時間は変化します)。

4.感染者の便やおう吐物の処理に注意する。

 感染者の便やおう吐物には、直接触れない(ゴム手袋等を使用)。触れた場合には十分に手指の洗浄・消毒をすること。
 汚染された衣類などは他のものと分けて洗濯し、煮沸または薬剤消毒し天日乾燥する。

5.入浴による二次感染に注意する。

 下痢をしてる人はシャワーのみにするか、最後に入浴する。
 感染者との入浴は控える。
 タオルの共用は避け、風呂のお湯も毎日交換する。


<感染が疑われた場合は、かかりつけの医師に相談しましょう>

●ノロウイルス関連リンク●

 ・感染症情報センター(埼玉県ホームページ)
 ・ノロウィルス流行の兆し(埼玉県ホームページ)
 ・ノロウイルス食中毒の予防に関するQ&A(厚生労働省)
 ・ノロウイルス感染症(国立感染症研究所感染症情報センター)



担 当  健康推進課(保健センター) (材木町2-36 電話0493-24-3921 FAX0493-22-7435)